豹牙(ほうが):02 デッキ・艤装

バウ側のデッキ。
ヒートビートでは前部ハッチは円形のスクリューハッチでしたが豹牙ではここがストラップ式の大型のハッチに変わりました。

このハッチのおかげで前室が有効に使えます。
シュラフの大きさでも楽に入るのでキャンプツーリングなどでは活躍するでしょう。

コックピット前のデッキコード部分は、はさんだペットボトルなどが転がらないようにへこみがつけられています。

ヒートビートではここが完全な山型だったので荷物の積載には適さないとメーカーのサイトにはありました。
私の場合ここにデッキバッグを取り付けて使っていたので不便は感じていませんでした。
ただ、ここが低くなったことで前方がかなり広がったような印象になります(気分の問題でしょうけど)。

左が豹牙、右がヒートビート。 並べて比べてみるとバウデッキの改良点がよくわかります。
キャリーベルトを留める金具の位置がヒートビートではセンターラインからやや外れた位置にありました。これが豹牙ではきっちりセンターになっています。些細な点かもしれませんが、前方の視界の中で先端にあるキャリーベルトは針路の目安となるのでこの改良はうれしいポイントでもあります。


スターン側のデッキ。
スターンハッチの大きさは変わらず。この大きい開口部はとても便利です。

ヒートビートの時にあったスクリューハッチは廃止されていますが、その痕跡の丸いモールドが残っています。

バウ側、スターン側もハッチの固定はH字型のストラップで、中央でジョイントする方式です。

ヒートビートでは蓋の四隅にストラップをかけて絞る方式でした。
1本のつながったストラップを絞るので調整範囲は大きくなっていました。

豹牙のH式固定だとストラップを絞れる長さが限られるので写真以上に締めこむことは出来ません。
またヒートビートではハッチの四隅を押さえていたのが、豹牙では中央を押さえるので、そのぶん周辺部への圧力が弱いようです。

実際、デッキに波をかぶる状況ではヒートビートで問題なかったのに豹牙では荷室内への浸水があります。 このストラップの取り回しの差だと思います。
この浸水については蓋の裏側のパッキングクッション材を厚くしてやれば解決する問題だとは思います。

↑ヒートビートのスターンデッキ。キャリーベルトはセンターからずれた位置にありました。

 

豹牙のスターン側デッキコードにはセルフレスキュー用のパドル固定ストラップが付いています。

一緒に送られてきた取扱説明書にはパドルのグリップをこのストラップで巻いてデッキに固定するように書かれていましたが、このストラップの構造を見るとパドルのブレードを差し込んで使ったほうが良さそうです。
実際にセルフレスキューの場合はアームを長く取ったほうが艇が安定するのでブレードで固定したほうが効果はあります。

バウ側とスターン側のハッチの比較。
似たような大きさだったので取り替えてもつくかな……と試してみましたが駄目でした。

形がちょっと違うので互換性はありません。


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