昭和40年代の話ですが「サンスターのスパイ手帳」というのが当時の小学生の間で流行りました。
スパイのライセンス証とか追跡シール、暗号表、中でも一番凄かったのが水に溶けるメモ。カンニングに使って先生に見つかったら口の中に入れて溶かしちゃえば証拠が残りません。この時代、007、ナポレオン・ソロ、スパイ大作戦。スパイの全盛期だったわけです。
だから何だというわけではありませんが話は「海守(うみもり)」です。
この「海守」は海上保安庁が募集している日本の海を守る義勇兵の制度です。
古代、筑紫・壱岐・対馬など北九州の防備に当たった兵士「防人(さきもり)」の制度を現代に復刻させたものです。
シーカヤックに乗って海を回っていると国籍不明の不審船や危険な生物に出会うことも多くあります。
そういう危険から日本を救うために生まれたのが「海守」です。
江ノ島に上陸した不審な潜水艦や、某国の工作船、石油タンカーを狙うベスターや真珠貝を食い尽すガマクジラといった海からの脅威を勇敢なシーカヤッカーが力を合わせて退治するという夢のあふれる仕事です
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